楽しくしって命を学ぶ・・・北九州市立いのちのたび博物館

命の大切さが希薄となっているといわれている現代です。
子どもたちが毎日遊ぶゲームでは、一度死んでもリセットすればすぐに生き返り、またゲーム内でも再生できるルールなどがあり、命は一度無くなったらもう二度と帰ってこないということをきちんと理解出来ない子もいるといいます。

しかし命というのははるか古代より培われ、つながれてきた尊いもので、様々な進化と先人が生きるための苦労をしてきたからこそ今自分が存在するということ、命があるということを理解しなければならないと感じます。

現代に生きる子供、大人世代にも、生命がどのように進化し、道をたどってきたのか、これからやってくる未来をどう生き抜くのかなどを考えさせてくれる北九州市立いのちのたび博物館は、多くの方々に訪れてほしい博物館です。

楽しみながら命の大切さ、不思議さ、壮大さを理解できるエンターテイメント性の高い展示が魅力で、館内を散策するように見て回る事が出来るので、お子さんにとっても楽しいと思います。

多彩な学びがある北九州市立いのちのたび博物館

生命の多様性館や自然発見館、東アジア交流コーナーにエンパイラマ館、古生代や中生代等も深く理解できる展示は、非常に魅力的です。

アースモールでは地球誕生から古生代を理解できる場所で、38億年前の地球に生命が誕生して以来、沢山の種が生まれ、発展、絶滅し、こうした繰り返しの中で、今、人間という種が存在しています。

地球上に洗われた生命の代表的な物が紹介されているので、私たちの本当に遠い遠い御先祖様をみることができる場所です。

アースモールの奥にある生命の多様性館で生きものの多様性をみる

地球上には未だ人類が知りえない生き物がたくさんいるといわれています。
アースモールで地球誕生から古生代までに生まれ絶滅し、こうした生きものの営みの中で、現代に生きる哺乳類や鳥類、爬虫類などの標本が多数並んでいる場所です。

世界最大の節足動物といわれるタカアシガニ、古生代からほぼ姿を変えずに現代に存在する生きた化石、オキナエビスという貝、進化の過程で翅を獲得し行動範囲を空中に広げ大繁殖した昆虫たちの展示は、美しく幻想的です。

日本最大の標本と呼ばれるウバザメ、非常に珍しい甲が2mを超えるものもいるという甲が皮膚で覆われているオサガメ等、珍しい生き物の展示はお子さんたちもきっと喜んでくれると思います。

生きもの、生きていることの大切さ、壮大な命のロマンを知る

北九州市立いのちのたび博物館に行くと、生きものの進化や、どうしてそのような進化が必要だったのか、またずっと命が現代に生きる私達までつながっているのだという命のロマンを深く考えさせてくれます。

命を大切にするという当たり前のことが希薄となっている現代、この北九州市立いのちのたび博物館は非常に大切な存在だと感じます。